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ジャンボ尾崎より今月の書

今月の書

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[パワーの源]

パワーの源とは、本来心の強さが一番先に来るものであるが、自分の価値観をまだ信用出来ないといろいろと策を講じていかねばならない。今は、パワーといえばウェイトトレーニングを重要視するようになってきている。これはやはり米国からくるものが強い。近代トレーニング、そして医学、生理学、その他、世界は進歩している。特に米国でのプロスポーツ、特にアメフトは近代医学の走りでもある。あれだけのパワーとパワーのぶつかり合いの中で怪我は当たり前で、これを最短の方法で治療する。最近では、ゲームの後に下半身を氷入りの冷水に入って治療する。野球のピッチャーが投げ終わった後にアイシングをしている姿はTVでも見られる。それぐらいアフターケアに対して進んでいると思う。

昔は、パワーをつけたければスピードを養う為にダッシュを多くやったものである。ウェイトトレーニングもダッシュも同じ速筋を鍛えられるし、これが身体のキレに繋がる。パワーとは、充分なる体重移動が必要であり、細かく言うとバックスイングで体のネジリを意識する事により、この次にネジリ戻しという形が出来る。私がよく言っているフトコロが出来る。これがインパクトからフォローにかけてのパワーになる。投手はこれが必要最小限に行われている。このフトコロを生かす為に左への体重移動がいる。そして、瞬間的にカベを意識し、そして回転に入る。
言葉では簡単であるが、体ではなかなか表現できない。

出来る人間は、距離も出るし、大きなタイミングをつくれるのである。スポーツのパワーは全部この形がいるのである。しかしゴルフは、自分に合ったシャフト・ヘッド・長さ、これがうまくマッチング出来れば自分の思った以上のパワーが出るし、距離も出る。本当に不思議なものであると時々思う。私もこの事に十分時間を割いているが今一である。
飛ばすプロの中には、タイミングで打つ健夫の様な人間もいるし、又クラブのスピードで打つ人、又体の回転力で飛ばすマキロイの様な人間もいる。いずれにしても全て体のシナリとシャフトのシナリを十分利用し、又今回のパワーの源を十分知り尽くしたプロが300yardを越えられるのである。しかし、やはり結果を出すプロは、結局考え方の差が違うのであり、日々の努力の仕方が違うのである。この事は、疑いようもない姿である。
私もこの基本的なるゴルフに日々追求しているが、なかなか結果が出ず以前あった“柔らかく、強く、器用な”右手が年と共に去っていく様な錯覚を感じているが、まだ現実であるとは認めてはいないゾ!!

尾崎将司

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