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ジャンボ尾崎より今月の書

今月の書

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[大震災から一年]

忘れもしない、忘れも出来ない1年前の大震災から早一年がたった。
しかしながら今現在あれから何が変わったのだろうか?残念ながら復興とは名ばかりであまり変化はないようである。あの時人間の命とは何であったのだろうか?当事者でなければこの命の重さ、はかなさを知る事は出来ない。本当にこの時は死ぬも地獄、生きるも地獄のありさまであった。この現実をどのように、少しでもやわらげる事が出来るか。各方面からの支援活動が話題になったものである。

自分我男子プロもいろいろなるチャリティをやっている。しかしこれだけでは足りない事も現実である。プロゴルファーはいつもファンから祈られ家族・友人からも祈られている。これらの祈りが実際パワーとなり、結果を出す事が出来ている。ではプロゴルファーは何を誰に祈ってあげているのであろうか?自分のパフォーマンスでお返ししていると思っているのであろうか?それは今のプロ達では慢心みたいなものである。今パフォーマンスで人を魅了しお返しが出来るのは遼一人だけである。だから、プロゴルファーで被災者の方に感動を与えられるのも彼一人である。これが現実である。だからプロ全員が我々は本当に微力であると再認識する事が必要であり、何か協力出来る事はないだろうかと考える事が大事だと私は思う。今のプロゴルファーの多くは、子供の頃からゴルフだけの生活であり団体生活の本質を学ぶ事が出来ていない。いわば個人主義の世界であり、横のつながりをあまり気にする事があまりないと思われる感がある。

“人は人、我は我なり とにかくに 我行く道を我は行くなり”と私の好きな詩であるが、これは自分の道への信念であり、あくまで仕事の場の言葉である。だから仕事から離れれば一般の人間に戻らねばならない。この時が一番一般常識とか道徳を知らねばならないし、又身につける機会でもある。だから非常時は他人の為にタスキをかけて走る支度をするべきである。そうすれば少し他人の不幸も自分に置きかえる事が出来る。今後もこういった災時があれば、当たり前にやる事も見えてくるであろう。私はこういう優しい男達の世界の一員であると誇りに思いたいものである。

尾崎将司

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