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ジャンボ尾崎より今月の書

今月の書

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[ サヨナラ、杉原のオッサン!!]

杉原のオッサンが亡くなってしまった。
私より10才上で若いと言えば若いと言える。しかし長い間の闘病生活はさぞ辛い事であったと思う。スポーツ選手が身体が悪いとどれだけストレスがたまるか、私も腰の件で良く分かっている。オッサンは私のデビューから私に対しライバル意識を燃やし、人の何十倍の努力をしてきた。本当にこの人の意地と気力は度肝を抜かされる。見かけもスウィングも悪いと感じがちだが、見かけはそのままでもスウィングは意外と身体を使ったいいスウィングをしている。特にここ一番といった場面でのパッティングはすごかったものである。昔、読売オープンでの私とのプレーオフは歴史に残るものの一つであった。

私は1mにつけ、オッサンは15mぐらいの下りの難しいパッティングであったが、見事に先に入れられ私は呆気にとられ、1mをはずしてしまいオッサンが優勝をした。オッサンにしてみれば、この試合はおそらく人生で一番印象に残っていると思う。私も良い事をしたと思っている!! オッサンは奥山の階段(500段?) を何十回と往復し身体を作っていた。
自分の事を一番分かっている人でもあった。よく私に『お前は観賞用でワシの方が一般の人には参考になるんヤゾ!!』といっていた。これも又、自分の事を一番わかっている事であった。オッサンとはいろいろな会話をしてきた。ここに少し再現してみよう!

オッサン 「お前、少し太りすぎとちゃうか?」
私    「今トレーニングしているから!」
オッサン 「お前、加圧トレーニングやれ!」
私    「あんな2・3kgのダンベル、子供だましや」
オッサン 「必ずいい結果が出るゾ!!」
私    「それなら少し研究してやってみるヨ!!」
オッサン 「お前、最近どないなっているんや!!」
私    「もう少し待っててヨ。ちゃんと見せるから!!」
オッサン 「若いモンに負けたら、アカンゾ!!」
私    「一番悔しいのは俺だから!!」
オッサン 「お前、あんまり待たせたらワシ先に行って上からながめとくわ!!」
オッサンにはいろいろと励まされた。私もオッサンとの出合いは、他のプロよりも一番印象に残っている、忘れられない人であった。私はカムバックの姿を見せられなくて残念であるが、いつも見られていると思って今後一層、頑張る事を余儀なくされている。
新しい年になりこの気持を燃やそうと思っている。
本当にオッサン 安らかに!! ありがとう。

尾崎将司

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