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ジャンボ尾崎より今月の書

今月の書

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[サヨナラアミーゴ (セベ) ]

大震災のおさまらない中、私の親友?セベが天国に旅立ってしまった。苦しい闘病生活の中、本人は相当頑張ったと思うけれど、本当に人間の世界は淋しく、悲しいものである。私とセベは同じ世代に生き、世界のゴルフ ファンを魅了した人間であった。そのプレイ態度は、その心意気はラテン系そのものであり、今までのプロにはなかったものであった。戦うという姿は、セベが初めて示した様である。プロスポーツ選手の姿とは?とゴルフ界に初めて示した選手ではないだろうか!本当に人間を引きつける材料をこれほど持ったゴルファーは、私はジャックニクラウスとセベの2人だと思う。私とセベは、どういうわけか気が合っていたというか、お互いに認め合う仲であったと思う。これは私個人のいい解釈かもしれないけれど!だから私とセベは、アメリカでは一緒に練ランをよくやっていた。
どういう訳か連絡なしで!

昔ベイヒルの出来事で、私のキャディに息子のトムがやっており、セベが17番ホール(Par3)で息子(トム)のショットが見たいと言って打たせた。2Iで打った球が見事にグリーンオンをして、セベは目を丸くしていた。息子のそのショットが人生最後のナイスショットでもあった!!練ランでもありとあらゆる方向からアプローチをやり、自分が納得するまでやっていた。私は簡単にチェックをし、それで良いと思っていたが、私とセベの違いはこういうところにもあった様だ!練ランの時こそ全力を出し集中する事こそ本番で成功する事と私は人に言っているが、私はそれがいつも米では中途半端でもあった。セベは、勝利と言う事に最大の意地を見せ、俺が米国を制してやるという気持ちがあった。だから、あるマスターズでプレーオフの1ホール目で敗れクラブハウスに引き上げてくるセベの顔は涙であふれていた。何の部分で悲しかったのか?72ホール戦ってきて、プレーオフのたった1ホール目で敗れる事に対してなのか?それとも自分に対し負けた事の悔いを感じたのか?私には本当のの訳を知らないが、しかし私自身思う事は、彼が本当に心からゴルフを愛しているという事だけである。

世界には3人の予期せぬ出来事をやるプロがいる。1人目はセベで、2人目はタイガー、そして3人目は、なんとジャンボ尾崎である。この3人は、奇跡的なるリカバリーで、優勝争いしている。その一人のセベはもういない! グラシアスアミーゴ!! グッバイ セベ!!

尾崎将司

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