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ジャンボ尾崎より今月の書

今月の書

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[賞金王(1)]

この賞金王の価値観というのは一体何であろうか?昨年の日本の賞金王競いは異常なまでの盛り上がりであった。最終的に遼が賞金王になってすべて収まる所に収まったといっていいだろう。以前は、日本では片山が何回目の賞金王になったといわれるぐらいで、そんな盛り上がりはなかった。これも人気商売の所以であるのか?それよりも私の時は連続5年ぐらい続いている時は皆、何の興味も示さなかったといっていいぐらいである。又か!ぐらいの感じであったと思ったのは私だけか?賞金王は一年間のトータルであるから、それは大変な価値があると思う。その可能性に近いプロは必ずこれを意識するであろうが、全員ではない。

これはそれぞれのプロのポジションの位置が違うからである。シード権競いのポジションにいるプロは毎年シードになりたいと思って頑張っている。その上のプロは一度ゲームにかってみたいと頑張っている。その上のプロは賞金上位を狙って頑張っている。その上のプロは賞金王を狙って頑張っている。そして日本シリーズに出場したいと思っている。だからそれぞれであり、しかるに賞金王になると頑張っているプロは一握りである。やはり人間は自分の目標より上に行けないという事である。勿論人間であるから一気に大バケしてくる者もいる。しかし人間能力の違いからそんなに大勢いるわけでもない。

昔、前田新作という関西のプロが賞金王になった。しかしそれまでの通例のマスターズに出場出来なかった問題があった。今の様にカテゴリーがしっかり決まっていなかった時代なので仕方がなかった様だ!。世界を見れば、アメリカ・ヨーロッパの賞金王がすべてにおいて上である事は間違いない。私が賞金王を続けている時に、ワールドランキングがベスト10以内に入っていた時もあった。その時私自身、日本だけで勝ち取ったランキングであるという意識がいつもあったものだ。しかし今の日本のツアーのレベルも上がってきているし、メジャーとかワールドランキング上位になるゲームもあり、又そこで獲得した賞金は日本のランキングにも入るシステムであるから選手の意気込みが違うはずである。昨年片山がマスターズ4位に入り4000万ちょっと稼いだ。日本では2試合分の賞金である。大きい事だ。まぁメジャーの賞金は入れても良いが、他の国際試合の様に予選落ちなしのゲームが加算されるのはいかがなものであるか?と思う。しかし日本のプロも大志を抱いて頑張っていけば大いに可能性があるのだから、期待したいと半分思って、半分ジェラシーである。一体いつから他のプロにジェラシーを持つ様になったのだ!!情けない奴!

尾崎将司

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