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2008/11/17「時間差の意識」

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[時間差の意識]

人は夜になると、よく考える。特にベッドに入って寝る前に、いろいろとアイディアが浮かび、あれこれと想いがかけめぐるが、ところが朝起きるとそういう事はほとんど忘れているものだ。格言の中にも夜の10時以後は物を覚えないとある。10時以後に食べた物は、皆、体の中で覚えていて太る。おかしなものだ!又練習場に於いても夕方が、一番体が軽くなり、動きがよくなり、ついついオーバーワークになり、後から体に負担がくるものである。次の日には、体が重く、昨日の夕方にやれた事が同じ様にやれない。これが時間差というものであり、こういう事も知っていて損はなし。だから朝起きた時は、充分気持の整理をやり、ウォーミングアップを時間をかけてやる事。ストレッチング方法もしっかりと覚えておく事が大事である。特に左右のネジリ運動を多くする事で、パワーは、この上と下のネジリの時間差から生れるものである。正確に言えば、人間の体は対角線による力学になっている。

投手の張り合っている左右の動き、打者が足を踏み出した時に右サイドが待っている形。持するに引っ張り合っている姿、これがパワーの源である。この前に出る部分、そして待っている部分、これが時間差の本当の姿である。時間差は、タイミングの時間差とも言える。例えば、1kgの重いクラブを振った後に普通の軽いクラブを振っても、このタイミングがなかなかとれない。この差も力学的にとらえ、重いクラブでも軽いクラブでも同じようにタイミング良く振れなければならないのだ。この時間差を知る事が、本当の体の動きを知る事になる。

何か少し難しくなった様だが、私だけが理解できていれば別に関係ない事である。又、技術的にもスライスしか出ない人はフックを打つ練習をする。フックしか出ない人はスライスを打つ練習をする。これがスウィングの時間差である。又、この時に必要な事がある。例えば練習場に行った時は、フックを練習したい人は左サイドの打席から右方向に打つ事である。フェードの場合は逆で、右サイドの打席から、左方向へ打つのである。こういった練習方法を知っていれば、上達も見込めるものであるが。私の話についてこれない人も又、当たり前であり、これが私と君達との時間差である。この差は一生縮む事はない!!

尾崎将司

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