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2008/05/13「我がライバル池永」

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[我がライバル池永]

ライバルの定義とは、自分より上の人間に対し意識する事であると思う。私は人生の中でたった一人ライバルと呼べる人間が池永正明である。同じ年で同じチームに入団し野球では私は足元にも及ばなかった。自尊心の強い私はゴルフに転向(テンコウ)して少し面目をほどこしたと思っている。彼の凄さは私にしか分らないし、今さらどうしてだと答えを言う事もない。しかし30年以上の年月を経て球界に復帰が出来た事を喜ぶだけだ。しかし私の中では何で30年もかかったんだと怒りの気持の方が強く残っている。私はこの池永の存在によって大きく人生を変える事が出来た。すこやかでさわやかでおおらかな私が人生の岐路に立って大人になっていく事が出来たのもこのライバルがあればこそであった。

池永とは無二の親友でもある。又、私らの団塊の世代での同級生の中にはプロ野球選手が沢山出た。星野監督、山本浩二監督、田ブチ、衣笠、山崎、有藤、高橋一三、倉田、その他にも有名な選手がいっぱいいる。少し古いけれど顔が浮かんでくるかな。しかしながら私の中には池永正明しかいないし、見えない。博多に行った時は必ず彼と会うし、又、彼もトーメントに応援してくれる。お互いに1年ぶりに会っても何も大してしゃべらない。でもわかりあっているのである。すべてを。

ゴルフ界でもよく青木、中嶋両プロが私にライバル視した様な記事が出る。彼等は私にライバル心を強く持っていたと思う。しかし私は彼等にライバル心を持った事はない。これは正にライバルの定義だと思う。だからこの二人は良く頑張ったと思うし、自分自身の最高の分野を発揮して本当に長い間君臨してきたと思う。二人共すごくいい物を持っていたし、個性的だし、見る価値が今の若手プロよりはるかにあった。まァそれを引き出してやったのはこの私だからネ。この二人からはお礼の品をダンプの荷台一パイもらわないと割が合わないゼ!!

尾崎将司

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