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2008/03/03「ジュニア育成」

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[ジュニア育成]

私の家には以前から若手が沢山いる。私がゴルフ界で世話になった少しでも還元としてやっている。日本とアメリカではジュニア育成のスタイルがまるで違う。アメリカの社会ではボランティア活動とかチャリティ活動とか社会と一体となっている。そういう中でのジュニア育成でも良い環境での練習、一流コースでのプレー、しかも驚くほどの安さである。名門のコースでも普段はメンバー同伴が当然なのに、ジュニアには時間を決めたり日を決めたりしてプレーさせてやっている。日本も少しは良くなっているが、まだまだアメリカには足元にも及ばない。

そもそもアメリカはゴルフに対する捕え方がまるで日本と違う。ゴルフをスポーツとして見る事が出来、そしてそのスポーツにチャレンジしてゆくのである。だからゴルフコースには必ず練習場がある。しかも良い場所に。そして打ち放題でタダ、すばらしい。日本はゴルフと言えば遊びでしかなく、接待の場であり、又練習場もないコースが数多くある。スポーツをするのにウォーミングアップもしなくて一体何だろうと思う。本当に首をかしげたくなる。私でもたま練習場のないコースに行った時ティグランドで2、3回素振りをするだけである。そこに見ていた人は300ヤード飛ぶんだろうなという目で見ている。野球のピッチャーがウォームなしでいきなり140kmの速球を投げられるはずがないのに。まァそういった環境の違いから育っていく若者は少い。

又、ゴルフは野球とか最近のサッカーに比べると残念ながらマイナーである。子供の頃に興味を持つ人が少(な)い。体も大きく、スポーツ能力のある子供は他を目差してしまう。ゴルフはその残りの中でしか現われてこない。だからなかなかジャンボ尾崎の様な選手は出てこない。ジュニア教育とはそんなに難しくない。基本をしっかり教えればそれでいい。技術的な事は徐々にでOKである。若いし体の変化も大きいわけだから、その誤差を見分けてやる事だ。早くうまくさせ様とか、期待しすぎて親が出しゃばっている姿は感心しない。まずスポーツとして捕え、楽しく明るくやれば良い。又、球を打つ時間と、必要なトレーニングにかける時間は比例しなければならない。そして成長するもしないも本人の感性次第である。なる様にしかならない。

尾崎将司

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