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2007/04/23「刀剣」

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[刀剣]

私はこの刀には非常に高い関心を持っていた。昔私の親父は軍人であり自分の軍刀を持っていた。親父は時々この刀を抜いて一振り上から下に振りおろし、この時にピューといい音がする。これを立風というと親父は私に説明をした。その時はなるほどと思い感心したものであったが、後にどんな刀でもクラブでも竹棒でも振ればピューと音がする、しかしこの音色の本当の違いはあるのかもしれない。私も個人的に刀を手に入れ一人前に和紙を口にくわえ手入れをしたものである。しかし刀は魂があり、昔人を切ったかも知れない。だからそういう刀は持たない方が良いと教わった。何振か処分をし、今ではまずまずの刀を持っている。

これらの刀からは現在使用されている語録がたくさんある。例えば相槌を打つという。これは刃物を鍛える時に大槌で打った後に小槌が叩く。これを相槌といい、人の言った事に合わせて頷く事である。又キレがいいとか、鎬を削るとも言う。又、切羽詰まることは鐔の上下にはめて刀身をしっかりと押さえる金具の事で、身動きがとれなくなるという意味である。その他、反りが合わない、単刀直入、付け焼刃、土壇場、身から出た錆、目貫通り、元の鞘に収まる、ヤキが回る、ヤキを入れる、といろいろの日常使用している言葉がこの刀剣からきているのだゾ。昔から刀は武士の魂とされ、この真髄とは精神性と芸術性と機能性を極めて高い位置で融合させているからである。ゴルフクラブもこうあるといいけれど!切る為だけに作られたのではなく、日本人の後世への模範となる精神性を磨く、コレを武士道という。私のゴルフ道もこの様な形で歩みたいものであると日頃思っているが、私には柔軟性がありすぎ、私なりの楽な形で追求している。これを無形という----すばらしい!!

又、刀には鞘があり、これを拵(こしらえ)と言う。この拵がすばらしい。いい物には金銀細工、又蒔絵造り等、本当に目にもあざやか、すばらしい物である。こういった事を昔からかぶくとかばさらとかダテ者とか言ってきた。いずれにしても戦う場はこういう派手さが一つの威厳であり、威圧でもある。私の衣装も又同じである。私の本当の姿を理解できない者は勝手にさせといて、今後もこういう形で戦いたい。だから私の新しい趣味は刀とこの太刀拵を収集する事にあり、これを毎日ながめていると心も安らぎ、又戦うとする態勢も生まれてくるのである。本当に私は趣味と実益を見事に融合させる天才でもあるのだ。だから、この高価な物を手に入れる為にも今年は賞金を稼がねばならない。刀の世界には古刀、新刀、新々刀とあり、この新々刀は宝塚で非常にキレいである。新刀は歌舞伎で非常に美しいものである。古刀は能で非常に深いものである。50才になった今、古刀の様にゴルフの深さを追求したいと思っている。 誰だ!古刀でなくコットウにならない様に気を付けろと言っているのは!!

尾崎将司

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